賃貸 初期費用を安くするための6つの交渉

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賃貸アパートマンション 初期費用を安くするには?6つの交渉を伝授

こんにちは!
みなさんは賃貸物件の契約を行ったことはありますか?
賃貸アパートマンションを契約する際の初期費用は借りる物件の賃料の4~6ヶ月と言われています。

引越しは大変お金のかかるものです。
初期費用を少しでも減らすにはどうしたら良いのかどこを交渉するべきなのか
不動産会社目線で紹介します!

交渉のタイミングとは・・・?

みなさん、賃貸物件を決める際に交渉は行っていますか?
・交渉ってなんか意地悪い感じがしていやだ・・・
・どうせ大して安くならないんでしょう・・・

交渉のタイミングは非常に重要です。
交渉を入れるべきタイミングによって成功率は大幅に異なります

条件を交渉する際にやってはいけないのが、
「ここに決めます!」
「申込します!」
と言ってから交渉をすること。

なぜなら申込をしますと言ってしまっている以上、不動産会社のスタッフは
前提として「この人はここで申込するんだな」と考えています。
申込を宣言してしまっていることで不動産会社は「交渉が通らなくても申込がもらえる」と理解し、実際の交渉はあまり強く行ってくれません

行うべき交渉方法は「この条件が通ったら申込します。」といった申込前提の交渉です。
申込前提の交渉であるため、通らなかった申込をしてもらえないという認識になります。

上記をうまく活用して交渉などを進めていきましょう。
それでは各項目別でどの条件交渉を行うのかを見ていきます。

仲介手数料の交渉

仲介手数料は不動産会社に契約手続きなど行ってもらうための手数料(=不動産会社の売上)となります。

まず、前提として仲介手数料の交渉は可能です。ご存じの方も多いかもしれませんが仲介手数料は通常宅建業法にて賃料の0.5か月分までと定められています。ただし承諾を得た場合には賃料の1か月分まで仲介手数料を受領することができるとされています。

この内容を引き合いに交渉しても良いでしょう。しかし、場合によっては仲介手数料を1か月分支払わなければ契約を断られる場合もあります。

この場合、同じ物件でも複数の不動産会社が扱っていることがあります。仲介手数料を安くしてくれる不動産会社を探しましょう。
もしくは仲介手数料を安くしてくれる不動産会社を引き合いに出し、安くしてくれるなら物件を決めたいと伝えます。

おおよそ交渉額として相場は0.2~0.5か月分の交渉に応じてもらえるケースがあります。

賃料免除の交渉(フリーレント)

いわゆる「フリーレント」と呼ばれ、賃料を一定期間免除してもらえるサービスです。

賃料の免除は契約開始から一定期間賃料などを免除してもらうため、不動産会社ではなく、貸主に行ってもらうサービスです。

仲介手数料などと比べ契約してもらえるという貸主側のメリットも大きいため
比較的交渉に応じてもらいやすいのがフリーレントです。

貸主は契約開始から1か月賃料が入らなくなるなどあるものの、契約締結・開始はされるため、
決まらないで1か月過ぎるよりもフリーレントで1か月賃料発生が遅れる方が圧倒的に良いのです。

賃料を免除したということから、
フリーレントを使用すると短期解約違約金が設定されることがあります。
また、契約開始日を遅らせている場合は交渉が通り辛くなります。

敷金礼金の交渉

礼金は要するに貸主へのプレゼント、敷金は貸主への預け入れ金です。

敷金は戻ってきます。削るべきは貸主の売上となる礼金です。

敷金は敷金償却の定め(いわゆる敷引き)がない限り、通常退去時に借主の支払うべき費用を差し引きし、残額は返金となります。

礼金は貸主に支払い、戻ってこないものであるため、ぜひ交渉をいれましょう。
また、「礼金=不動産会社の売上(厳密にはもう少し複雑ですが)」になっていることがあります。
この場合には貸主への相談なしに不動産会社で減額を受け入れてくれる場合もあります。

付帯商品の交渉

消臭・消毒代や虫駆除、消火剤、24時間サポートの費用でこれらは不動産会社の売上となります。

基本的には外すことができます。支払いに法的な強制力はありません。

必須でと言われる場合でも、必要ないとハッキリ伝えましょう。
但し、あまり強く言いすぎると仲介そのものを断られる場合もあります。

断り方に関しては別記事でご案内させていただきます。

保険料・保証料の交渉

最近の賃貸物件は原則として、借主は火災保険・保証会社へ加入が必要となるケースがほとんどです。
保険に関しては、不動産会社の用意する火災保険は割高な傾向にあります
自身でネットで簡単に火災保険に加入することをオススメします。
「自分で火災保険に加入しますので不要です。」とお伝えください

保証に関しては最近原則加入となっているケースがほとんどです。
保証会社との契約は外す事がほぼ難しいものです。

賃料の減額交渉

月額の交渉ですが、仲介手数料、敷金礼金他、賃料を基に計算されているものはすべて金額が変動します。
また、ランニングコストが安くなるため、生活に余裕がでるのではないでしょうか。

賃料の減額相場は賃料の2%~5%、あまり大きな額を交渉し、貸主の怒りを勝手契約自体を断られても仕方ありません。
少し高めで交渉するとしても7~8%で想定着地を5%に設定するなどが良いでしょう。

まとめ

今回ご紹介した項目は基本的に交渉が可能な項目です。
当然交渉が通るかどうかはその物件の状況・時期・貸主の状況など様々な要因があります。

コツとしては交渉は必ず「交渉が通ったら申込をする」というスタンスを崩さないことです。
このスタンスを取ることで不動産会社や貸主としても「交渉を受け入れれば申込をもらえる・・・」という心理にすることができます。

賃貸物件を借りる際に払う初期費用は大きな出費となります。
それぞれ交渉を入れてみると良いでしょう。

少しでも初期費用(契約金)をお得に契約を行いましょう!

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